Web-Check

URL を入れるだけで、Web サイトの公開情報(DNS・証明書・ヘッダーなど)をまとめて確認できる OSINT ツール。

cat web-check/meta.yml確認日 2026-10-25

安全性

影響範囲 外に届く他人の通信を見る、または他人の機器へ通信を送る
管理者権限
不要
検証環境
不要

使い方

用途
診断・監査
難易度
初級
形態
Web サービス
対応環境
Web / Docker

信頼性

リポジトリ
lissy93/web-check
ライセンス
自由に使えるMIT
GitHub
スター35,2192026-10-25 時点
メンテ状況
更新が続いている最終更新 2026-10-25
目次
  1. はじめに
  2. Web-Check でできること
  3. 安全な試し方:自分のドメインを調べる
  4. 結果の見方の例
  5. 社内のサイトを調べるときは自分で動かす
  6. 注意点
  7. 次に読む
  8. 出典

Web-Check に URL を 1 つ入れると、その Web サイトについて外から分かる情報をまとめて調べ、1 つの画面に並べてくれます。ブラウザだけで使えるので、自分のサイトの設定を点検する入口に向いています。

この記事は、自分や自社の Web サイトを管理している人に向けています。読み終えると、次のことができるようになります。

  • 自分のサイトの証明書・DNS・セキュリティ関連のヘッダーを一度に確かめる
  • 結果から、設定し忘れている項目を見つける
  • 社内向けのサイトを調べるために、Web-Check を自分の環境で動かす

Web-Check でできること

公式サイトによると、チェックは 44 項目あり、7 つの分類に分かれています。管理者がよく見る項目は次のとおりです。

分類 主な項目
セキュリティ SSL 証明書、HSTS、HTTP のセキュリティヘッダー(CSP など)、security.txt、WAF の有無
ドメイン DNS レコード、DNSSEC、CAA レコード、WHOIS、証明書の公開ログに出たサブドメイン
メール MX・SPF・DKIM・DMARC の設定
サーバー IP アドレス、サーバーの場所、開いているポート、経路(traceroute)
SEO・性能 リダイレクトの流れ、サイトマップ、Lighthouse のスコア

ほかに、Shodan に記録された脆弱性、Have I Been Pwned に記録された情報漏えい、マルウェアやフィッシングの一覧への掲載なども調べます。

しないことWeb-Check は情報を集めて見せるだけです。公式サイトも「解釈するのはあなたの仕事」と書いています。脆弱性を突いて確かめたり、設定を直したりはしません。

安全な試し方:自分のドメインを調べる

  1. ブラウザで web-check.xyz を開きます。
  2. 入力欄に、自分が管理しているドメインを入れて実行します。
  3. 結果の各カードを順に見ます。最初は「HSTS」「HTTP Security」「Email Configuration」の 3 つを見ると、設定し忘れが見つかりやすいです。

結果の見方の例

結果 意味と対処の例
HSTS が無効 ブラウザに「常に HTTPS で接続する」よう指示していない。サーバーで Strict-Transport-Security ヘッダーを返す
CSP などのヘッダーがない 埋め込みやスクリプトの読み込みを制限していない。サイトに合わせてヘッダーを足す
DMARC がない 自分のドメインを名乗るなりすましメールを受け手が判別しにくい。DNS に DMARC レコードを足す
想定外のポートが開いている 外から届くサービスが動いている。Nmap で詳しく確かめ、不要なら閉じる

社内のサイトを調べるときは自分で動かす

公開版の Web-Check は、運営者のサーバーから対象のサイトを調べます。社内向けのサイトなど、公開版に入れたくない URL を調べるときは、自分の環境で動かします。Docker があれば次のコマンドで起動し、ブラウザで http://localhost:3000 を開きます。

docker run -p 3000:3000 lissy93/web-check

自分で動かすときは、環境変数で動きを変えられます。たとえば API_BLOCKED_HOSTS に指定したホストは調べられなくなり、API_DISABLED_CHECKS で一部のチェック(ポートや経路など)を止められます。

注意点

  • 許可を得ていないサイトを調べないでください。 公式の利用上の注意も、調べる許可のないホストに使わないよう求めています。チェックの中には、相手のサーバーのポートへの接続や経路の調査、TLS の接続確認など、相手に通信を送るものがあります。
  • 一部のチェックは、外部のサービス(Shodan、SSL Labs、Have I Been Pwned など)の情報を使います。調べたドメインがそれらのサービスに渡ることを前提に使ってください。
  • 公開版は回数制限がかかることがあり、動き続ける保証もありません。たくさん調べたいときや業務で使うときは、自分の環境で動かしてください。
  • 公開版の運営者は、記録するのは訪れた URL とエラーの記録だけで、IP アドレスなどの個人情報は集めないと説明しています。

次に読む

出典

  1. 公式リポジトリ(README)github.com/lissy93/web-check
  2. 全チェック項目の説明web-check.xyz/checks
  3. About(利用上の注意・プライバシー・ライセンス)web-check.xyz/about
  4. 自分で動かす方法web-check.xyz/self-hosted-setup

確認日 2026-10-25

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